刑事になるには

刑事になるには?

刑事になるには

 

ドラマやアニメでお馴染みの刑事さん。ハードボイルドな人物像や、名探偵ばりの推理力を発揮して難事件を解決していますね。

 

では実際の『刑事』になるためにはどのようなルートを辿るのでしょうか。また実際のところ、ドラマのような仕事はしているのでしょうか?まとめてみました。

刑事になるためのルート

 

  1. 警察官採用試験を受ける>>試験内容はこちら
  2. 警察官採用試験に合格する>>難易度・合格率はこちら
  3. 警察学校で訓練を受ける>>警察学校の詳細はこちら
  4. 各部署に配属される(最初は交番が多い)
  5. 日常業務の中で実績を積む
  6. 上官に刑事講習の推薦をもらう
  7. 書類審査・面接などを経て講習を受けられるか審査される
  8. 刑事講習を受ける
  9. 刑事課に空きが出れば刑事として配属

 

『刑事』は階級ではなく部署の名前です。刑事課に配属されて初めて、世間一般で言う『刑事さん』になれるのです。

 

刑事に求められるもの

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刑事になるためには、警察官となってからの実績が必要になります。警察官として採用されると、まず最初は『巡査』という階級で多くの場合交番勤務から始まります。

 

普段の業務を確実にこなすのはもちろんですが、ここで刑法犯の検挙数を増やすのが実績アピールの近道と言われています。ここで被疑者を刑事課に引き渡すことで顔を覚えてもらい、『刑事講習』に推薦してもらいやすくするのです。

 

このほかにも

 

  • 刑事としての情熱
  • 武道の有段者(柔道・剣道など)
  • 警察学校での成績が優秀
  • 既定の基礎体力がある

 

といった点が考慮されているようです。待っていればチャンスが巡ってくるものではなく、狭き門であることが伺えます。

 

普通の警察官とは違う?

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刑事というと現場で指揮を執り、お巡りさんを従えて捜査…というイメージがありますよね。しかし警察官と刑事の間にはハッキリした上下関係はありません。『刑事』も『お巡りさん』も、同じ警察官です。

 

所属部署の違い

都道府県により違いはありますが、交番勤務のお巡りさんは『地域課』に所属しています。刑事の場合は『刑事課』所属です。つまり刑事とは階級名ではなく、あくまで部署の名前です。

仕事内容の違い

警察官のなかのいわゆる『お巡りさん』はパトロールや在所勤務、110番通報の対応、交通整理を行います。刑事の仕事は主に犯罪の捜査で、犯人逮捕のために聞き込みや鑑識活動、盗品捜査、張り込み、証拠品捜索、取り調べなどを行います。

服装の違い

交番勤務のお巡りさんは制服で仕事をしています。そのためいかにも警察官という見た目ですが、刑事は事件捜査に専従するため私服であることが多いです。警察官として気付かれないためです。

 

つまり『刑事』も『警察官』の一員で、各部署に分かれているうちの一つというイメージです。階級上の話ではないので、昇進して刑事になる…というわけではないんですね。

 

刑事の仕事

 

各都道府県により違いはありますが、刑事課は以下のような部署に分かれています。各部署により仕事内容は違います。

 

刑事課の組織

刑事部捜査一課

強行犯を担当

刑事部捜査二課

知能犯を担当

刑事部捜査三課

盗犯を担当

組織犯罪対策課

暴力団などを担当

 

特に女性が被害者となりやすい強行犯係には、女性刑事が必須と言われています。事情聴取や当時の状況を聞くのに、男性相手には話しにくいことを聞けるのは女性ならではと言えるでしょう。

 

各課ごとの仕事

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捜査一課

殺人事件や強盗、傷害など凶悪な犯罪を捜査します。危険と隣り合わせの業務ですが、警察官志望者の中でも非常に人気の高い課の一つです。

捜査二課

詐欺や横領、贈収賄、選挙違反、背任、脱税、名誉棄損、通貨偽造、コンピュータ犯罪など知能犯の捜査を行います。近年多発する『振り込め詐欺』の担当課でもあります。

捜査三課

空き巣、自動車の盗難、スリ、ひったくりといった事件の捜査を行います。身近なところで発生している犯罪に対応し、犯罪捜査の最前線での活動しています。

組織犯罪対策課

捜査四課という呼ばれ方もします。暴力団関連の検挙・取り締まり、覚せい剤や銃器の取り締まりを行います。

鑑識課

現場の調査や資料の収集などを行います。指紋や証拠品を集めたり、現場の写真撮影、検死なども行います。

 

これらの仕事のほか、捜査会議用の報告書類、被害者届、上司・検察に提出する書類などを作成するデスクワークも行っています。また日頃から武道や犯人制圧の訓練も欠かしません。

 

刑事の階級は?

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前述のとおり、『刑事』とは一般に刑事課に所属する警察官を指します。そのため刑事の階級は人によりさまざまです。

 

警察官として採用されると、まず巡査という階級からスタートします。そこから巡査長、巡査部長、警部補、警部…という風に昇任していきます。つまり『巡査』の刑事もいれば『警部補』の刑事もいます。

 

例えば人気ドラマ『古畑任三郎』で言えば、今泉(西村雅彦さん)は巡査、古畑任三郎(田村正和さん)は警部補です。こうして整理すると、上下関係が明確化してドラマの見方も変わりますよね。

 

刑事の給料!年収はどれくらい?

 

刑事の給料はほかの部署同様、階級によって決められます。年収も階級に準じた金額になっていて、

 

  • 巡査  …約350〜450万円
  • 巡査部長…約500〜600万円
  • 警部補 …約600〜650万円
  • 警部  …約650〜700万円

 

ぐらいが相場とされています。刑事課の中でさらに昇任を重ねれば、年収はさらにアップします。

 

刑事はほかの部署に比べ危険を伴う仕事に携わることから、手当による収入が高いとされています。また専門的な技能を持って働く人は『特殊勤務手当』『銃器犯罪捜査従事手当』といった特別手当が割り当てられています。

 

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女性が刑事になるには?

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刑事になるためのルートに男女の差はありません。そのためこれまで述べてきたとおりに、まずは実績を積んで刑事になりたいという情熱をアピールすることから始まります。

 

希望者が全員刑事になれるわけではありません。また性別ごとの『枠』も少なからずあるようです。凶悪犯と対峙することもあるため、女性刑事ばかり大量に配属できないという事情があるのです。

 

もちろん女性刑事が求められている課もあります。先述のように被害者が女性となりやすい強行犯係には女性刑事が多数活躍しており、本人の適性や能力を鑑みて配属されています。

 

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刑事の入り口!まずは警察官になろう

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警察の花形・刑事になるためには、まず警察官採用試験に合格しなければいけません。

 

各都道府県により違いはありますが、採用試験は大卒程度(A区分)と短大卒・高卒程度(B区分)に分かれます。どちらが刑事になりやすいということはなく、適性や実績、やる気を見て総合的に判断されます。

 

能力次第では、早ければ3年ほどで刑事になるチャンスは巡ってくると言われています。最短で刑事になるなら、まずは一発合格を勝ち取りましょう!

 

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