警察採用試験 種類

警察官採用試験の種類

警察官採用試験 種類

 

警察官になるための採用試験はいくつかの種類があります。学歴や目指すキャリアによって変わりますので、自分の目標と照らし合わせて受験しましょう。

 

まず、一口に『警察官』と言っても皆同じではありません。

 

  • 地方公務員(警視庁・各道府県警)
  • 国家公務員(警察庁)

 

の二つに分類されます。

 

警視庁と警察庁の違い

警視庁は各都道府県警と同じように、東京都を管轄する警察組織。『首都警護』という役割も担うため東京都警ではなく警視庁と名づけられています。

 

それに対し警察庁は、警察全体の管理を行う国の機関です。直接的な警護や現場仕事というよりは、仕組みづくりや刑法の運用・規則作成を行います。

 

警察採用試験のT類・U類・V類の違いは?

警察官採用試験T類・U類・V類 違い

 

こちらではまず地方公務員としての警察官採用試験についてまとめていきます。

 

T類・U類・V類の違いは、学歴による分類です。

 

T類

大卒(程度)

U類

短大卒(程度)

V類

高卒(程度)

 

(程度)とされているのは、必ずしも『大卒でなければならない』ではなく『大卒程度の学力を有する人』という募集要項があるからです。

 

ただ、各県によっては大卒以上とキッチリ区分されている場合もあるようです。受験予定の地域の要項を確認しておきましょう。

 

年度によってはU類が省略され、V類に含まれる場合があるようです。また

  • T類  =警察官A
  • U・V類=警察官B

という呼び方をする県警もあります。

 

よく「T類は国家公務員でV類は地方だ」と勘違いしやすいですが、これらは全て『地方公務員としての都道府県警の警察採用試験』です。あくまで受験区分の違いなので注意しましょう。

 

合格後にはどんな差がある?

警察採用試験 分類 違い

 

T類・U類・V類のどの分類で合格しても、階級は全員『巡査』からスタートします。また採用後は一人前の警察官になるために『警察学校』に入校し、訓練を受けることになります。

 

とはいえT類とU・V類では合格後にいくつかの違いが出てきます。

 

給料の違い

一般企業や地方公務員と同じように、大卒者(T類)と短大卒・高卒(U類・V類)では金額に差が出ます。地域によりますが、3〜4万円ほど大卒者の方が初任給が高くなります。

 

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警察学校の期間の違い

警察学校は警察実務全般や逮捕術、教練などの訓練を受ける全寮制の施設です。大卒採用者は6ヶ月間、その他の採用者は10ヶ月間となっており、後から入学した大卒者の方が早く卒業する…という現象もあります。

 

婦人警官 警察学校

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昇任試験の違い

各都道府県警の警察官採用後の階級は、一番下の階級の『巡査』からスタートします。そこから最初の『巡査部長』への昇任試験を受けられるのは、

 

  • 大 卒:巡査在級2年以上
  • 短大卒:巡査在級3年以上
  • 高 卒:巡査在級4〜5年以上

 

の在任期間が必要です。地域により若干の違いはありますが、大卒者はどの地域も2年のようです。

 

つまりどの学歴を経由しても、年齢的に昇任試験の受験資格を得られるのは早くても24歳ごろ。高卒の場合は長い下積みを要しますが、大卒なら半分くらいの期間で昇任試験のチャンスが来ます。

 

さらにその先の『警部補』への昇任試験も、同じような大卒者なら巡査部長在級2年以上、高卒なら巡査部長在級4年以上となっている場合が多いです。

 

警察庁の採用試験を目指す場合

警察庁 採用試験 国家公務員

 

ここまでは地方公務員としての警察官採用について述べてきましたが、国家公務員としての採用枠もあります。

 

国家公務員試験T種

国家公務員総合職。いわゆる『キャリア』と呼ばれる警察官はこの国家公務員T種です。毎年の採用数は十数名程度とされ、難易度が非常に高い採用枠と言われています。

 

国家公務員T種で合格すると、まず『警察大学校』へ入ります。卒業後の階級は『警部補』からスタートします。無試験で昇任していき、7〜8年で警視になる例もあります。その後もスピード出世していきます。

 

国家公務員試験U種

国家公務員一般職。いわゆる『準キャリア』と呼ばれています。こちらも毎年の採用枠は数十名程度とされ、T種についで難易度の高い試験とされています。

 

初任階級は『巡査部長』で、T種と同じく無試験で昇任していきます。ただし昇任は限界があり、最高幹部クラス(警察庁長官や警視総監など)はT種の人が占めているようです。

 

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