警察官は独学でなれる?テキスト選びのポイント|警察官になるには

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警察官は独学でなれる?

警察官 独学 なれる

 

警察官になるための勉強法には通信講座やスクールの利用など様々なものがありますが、最も費用が掛からず手軽な勉強法は独学ではないでしょうか。

 

もちろん警察官は独学でもなれます。各都道府県の警察官採用試験さえ突破すれば、どのような勉強法だろうと関係ないのです。

 

しかし独学ならではの苦労や大変さがあるのもまた事実。では自宅学習のポイントやテキスト選びはどうすればよいでしょうか?

 

通信・通学・独学の比較
 

通信講座

スクール

独学

費 用

約5〜20万円

約20〜25万円

約1万円前後

期 間

約6〜12ヶ月

約10〜12ヶ月

自分次第

面接指導

あり(要通学)

あり

なし

論文指導

あり(添削)

あり

なし

模 試

あり

あり

自分で本番を想定

独学で警察官を目指すテキストの選び方

警察官 テキスト 選び方 独学

 

学習の基礎となるテキスト選び。ここで自分に合わないものを選んでしまうと効率が悪いだけでなく、モチベーションの低下にもつながります。

 

  • 自分で『読みやすい』と感じるもの
  • 直近の試験の傾向が載っているもの
  • 自分が取れる時間とマッチしているもの

 

などを基準に選ぶと良いでしょう。警察官採用試験は範囲が広いので、すべてを完璧にこなそうとすると膨大な時間がかかります。効率よく学ぶためにも要点が絞られたものを選ぶべきでしょう。

 

また初めて警察官試験を受けるなら、例題を伴った参考書を選ぶのもポイントです。過去に受験経験がある人は、参考書より問題集の比重を多めにするのがおすすめです。

 

おすすめのテキストは?

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通信講座も実施している実務教育出版から出されている過去問題集。大卒版は平成10〜28年度の問題を、高卒版は平成7〜28年度の問題を収録しています。

 

解説が細かく書かれているので、つまづいた問題も理解しながら進めることができます。出題パターンも沢山あるので応用力を身につけたい人にもおすすめの過去問題集です。

 

>>高卒版(2018年度)はこちら

警察官・消防官Vテキスト

Vテキストシリーズ

  1. 数的処理(上)
  2. 数的処理(下)
  3. 自然科学
  4. 社会科学
  5. 人文科学(上)
  6. 人文科学(下)
  7. 文章理解

通信講座・通学講座を主催しているTAC(タック)から発売されているテキスト。TACの講座でも実際に使われている教材です。

 

過去問を徹底分析し、重要な論点に絞って厳選した内容です。図表を使った分かりやすいテキストなので、初めて警察官試験を学ぶ人でも必要な知識をインプットしやすいでしょう。各科目の土台となるテキストです。

面接指導のカリスマが書いた!警察官採用試験面接試験攻略法

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独学では難しい面接試験の対策法をまとめたテキストです。よく聞かれる質問の内容と、その狙いを○×比較解答例などでわかりやすく解説しています。

 

面接以外にも、体力試験のためにどんなことをしたらよいか、試験までの心構え、下調べしておくべきことなどお役立ち情報を掲載。実例を含めた解答例もあり、高校生でもわかりやすい内容で書かれています。

 

独学のメリットとデメリット

 

警察官を目指すにあたり、独学は良くも悪くも『自由で自分次第』です。テキストや勉強時間、勉強する日、何をいつまでにどれくらいやるか…それらはすべて自分で決めます。

 

独学のメリット

警察官 独学 メリット

学費が安い

独学の最も大きなメリットでしょう。通信講座や予備校・専門学校に通うのと比べて格段に安く勉強を始められます。

勉強時間が自由

独学には決まったカリキュラムがありません。通勤・通学のスキマ時間、自宅での自由時間、気が向いたとき…いつやってもOKです。

勉強場所が自由

スクールのように毎回通学しなくても自宅学習できます。もちろん参考書を持ち歩けば好きな場所で勉強を進めることもできます。

 

独学のデメリット

警察官 独学 デメリット

分からないときに人に聞けない

全てを自分一人で解決しなければいけない独学。分からないことをすぐ誰かに聞くことができません。自力で調べて答えにたどり着く必要があります。

情報が入ってこない

予備校や通信講座では、試験の出題傾向や面接で実際にされた質問の情報が速報で回ってきます。しかし独学の場合は、それらの情報を自力で調べなければいけません。

面接・論文対策ができない

校舎を持つ講座であれば、通信・通学問わず講師を相手にした面接試験を行えます。また論文の添削指導を受けることもできます。しかし独学の場合はそれができないので、家族や友人を相手に練習することになります。

モチベーションが続かない

独学最大のデメリットでしょう。自由すぎるあまり、気持ちが切れてしまうことが多々あります。自分を律することができる人なら問題ありませんが、誘惑が多い環境にいる人はモチベーションをどう維持するか?を考えなければいけません。

 

独学はこんな人におすすめ

警察官 独学 おすすめ

  • 費用を安く済ませたい
  • 自分である程度学習計画を組める
  • 情報収集能力に自信がある
  • 高いモチベーションを維持できる

 

試験日から逆算して、どのように学習計画を組むか?どうやって情報を仕入れるか?という見通しが立っている人であれば独学でも警察官採用試験に十分合格できます。

 

一番の課題はモチベーションでしょう。どうしても続けられないという人は、学習カリキュラムが固定されている通信講座を利用するのも一つの手です。格安の講座なら4〜5万円で受講できます。

 

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気を付けよう!独学で試験に臨むポイント

筆記試験対策

警察官 独学 筆記

知能分野の傾向

判断推理・数的推理(数的処理)という公務員試験独特の問題が出題されます。そのため解法の基礎をしっかり身につけることが重要なポイント。基礎さえできてしまえば、多少ひねった問題も応用で解くことができるでしょう。

 

都道府県により出題の傾向があります。例えば警視庁(東京都)なら『文章理解』で英文が少なく、現代文が多いといった特徴があるので、自分が受験する地域の傾向を掴みましょう。

知識分野の傾向

科目数が多いですが、ある程度パターン化された問題が多いのが特徴です。そのため出題される傾向とテーマをしっかり把握し、問題演習を繰り返すのが効率的でしょう。

 

ある程度理解できたらテキストを読み込むより、ワークやドリル・1問1答を繰り返して実力アップを目指します。自分の苦手分野が見えたらそこを集中的に復習して苦手を無くしていきましょう。

 

面接対策

警察官 独学 面接

面接は警察官採用試験の合否を決める非常に大きなポイント。試されるのはハキハキした受け答え、一般常識、意欲、正義感、協調性、危機対処能力、忍耐力など警察官としての資質に関することが多いです。

 

そのためガチガチに固めた面接対策は逆効果になるという意見もあります。『面接者本人の人物像が見えなくなるから』というのがその理由ですが、そうは言っても当日の緊張度合いを考えれば、対策はやっておいて損はありません。

 

  • 知人や家族を相手に受け答えの練習を重ねる
  • 面接対策本の質問には一通りこ答えられるようにする

 

独学の場合は指導してもらうことができません。ぶっつけ本番にならないよう、本番を想定したシミュレーションはやっておくべきでしょう。上手に話せることよりも、いかに恥ずかしがらず熱意を伝えられるかを意識して下さい。

 

論文対策

警察官 独学 論文

論文では、警察の取り組みや地域の問題についての『自身の考え方』を問われます。そのため

 

  • 自分がなぜ警察官を志したのか?
  • この地域の警察官として何ができるのか?

 

といったことを普段から考えておくようにしましょう。

 

面接と同様に、対策本の出題傾向を見て実際に書いてみるのが一番の練習になるでしょう。できれば書き上げた内容を家族や知人に読んでもらい、評価してもらってください。

 

また論文試験でチェックされるのが字の丁寧さと文章力です。どんなに素晴らしい文章でも読めなければ意味がありません。独学だと文字を見られる機会が無いので、日頃から字を丁寧に書く癖をつけておくと本番で焦りません。

 

体力作り

警察官 独学 体力 筋トレ

学校の部活動や社会人クラブでも入っていない限り、なかなか運動する機会はありませんよね。警察官採用試験では超人的な身体能力は必要ありませんが、平均以上の運動量は求められます。

 

普段からできる運動として、

 

  • 電車を使わずなるべく歩く
  • エレベーターを使わず階段で登る
  • 腕立て、スクワットなど簡単な筋トレ

 

があります。また独学という自由な勉強時間を逆手にとって、気分転換にランニングに出かけるのも良いでしょう。当日までケガをしないようにペース配分して、入念にストレッチをしてから運動してくださいね。

 

時事情報は新聞から

警察官 試験 新聞 独学

筆記・面接・論文のどこかで時事問題がテーマとなる場合があります。通信講座や予備校では『こんな事件に関する問題が出題された』と情報共有されることがありますが、独学はそれを知ることはできません。

 

そのため普段から情報のアンテナは張っておくようにしましょう。ネットニュースで十分と思いがちですが、自分の好きな情報しか見ないため知識が偏りがちになります。なるべく新聞を読むことをお勧めします。

 

新聞社については『どこが良い』というものはありませんが、面接で

 

 

「新聞を読みますか?」


 

という質問をされる場合があります。その時に

 

 

「〇〇新聞を読んでいます」


 

といった受け答えができるよう、日経新聞、朝日新聞、読売新聞、産経新聞などメジャーな全国紙が無難です。もちろん内容もキチンと目を通しておきましょう。

 

 

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