白バイ隊員(交通機動隊)になるには?|警察官になるには

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白バイ隊員(交通機動隊)になるには?

白バイ隊員になるには

 

警察官の中でも花形的ポジションの白バイ隊員。大型バイクにまたがり颯爽と街中を駆け抜ける姿に憧れる人も多いのではないでしょうか?実際、白バイ隊員にあこがれて警察官になったという方も多数いるようです。

 

しかし警察官になったからと言って、必ず白バイ隊員になれるかというとそうではありません。どうすれば白バイ隊員になれるのでしょうか?ルートや配属までの流れをまとめてみました。

白バイ隊員になるためのルート

 

  1. 大型自動二輪車運転免許を取得する(自費)
  2. 警察官採用試験を受ける>>試験内容はこちら
  3. 警察官採用試験に合格する>>難易度・合格率はこちら
  4. 警察学校で訓練を受ける>>警察学校の詳細はこちら
  5. 各部署に配属される(最初は交番が多い)
  6. 交通取り締まりで実績を積む
  7. 上官に推薦状を書いてもらう
  8. 各県警の『養成所』で訓練を受ける
  9. 養成所での修了試験に合格する

 

大型自動二輪免許は必携です。警察官になってからの取得でも構いませんが、仕事の性格上、プライベートな時間が作りにくいようです。時間があれば早いうちに取得しておきましょう。

 

白バイ隊員は狭き門

白バイ隊員になるには 倍率

 

白バイ隊員は警察官全員がなれるわけではありません。まずは上官からの推薦状をもらう必要があるのです。交通課が関わるような事件・事故、反則や違反の取り締まりで実績を上げておきます。

 

見事上司からの推薦を得られれば、白バイの研修を受ける『養成所』に入ることができます。しかしここも狭き門で、

 

  • 研修訓練は年に1回のみ
  • 参加人数は限られている

 

といった制約があります。

 

4週間の養成所研修では白バイ隊員のとしての適性が見極められます。ここの修了試験に不合格だった場合、すぐに元の部署に戻されてしまいます。

 

狭き門を潜り抜け、厳しい研修を経てようやく交通機動隊へ配属されます。ここからさらに1ヶ月程度の訓練を受け、晴れて白バイ隊員としての業務が始まるのです。

 

交通機動隊と自動車警ら隊の違い

白バイ隊員 自動車警ら隊 違い

 

交通機動隊も自動車警ら隊も、どちらもパトロールを主な仕事にしているイメージがありますね。この二つにはどのような違いがあるのでしょうか?

 

交通機動隊

交通部の所属。交通違反の取り締まりや広報活動といった仕事をします。白バイ隊員の多くはこの部署に配属されています。

自動車警ら隊

生活安全部・地域課の所属になります。事件・事故の初動対応や犯罪の検挙などにあたります。

 

ちなみに、白バイはすべて交通機動隊というわけではありません。一部の警察署の交通課には白バイが配備されているところもあり、高速道路交通警察隊にも白バイが配備されています。

 

白バイ隊員の仕事

白バイ隊員 仕事

 

白バイ隊員の仕事は、主に幹線道路や高速道路などでの

 

交通に関する監視
違反の取り締まり

 

です。事件・事故の状況により現場に駆け付け対応に当たることもありますが、仕事の大部分は交通安全の注意喚起や違反者の取り締まり業務です。

 

  • 違法駐車
  • スピード違反
  • 飲酒運転
  • 交通事故

 

これらはちょっとしたことでも重大事故につながり、命を落とすことにもなりかねません。白バイ隊員は、これらを未然に防ぐために常に目を光らせています。

 

もちろん、1日中バイクに乗ってばかりではありません。

 

署に戻れば反則切符の整理やデスクワークもあり、雨天時や夜間などバイクの走行が危険なときはパトカーによる警ら活動も行います。マラソンの先導や警察主催のイベントでもよく見かけますね。

 

白バイ隊員が乗っているバイクは?

ホンダCB1300P

画像引用:ホンダ公式サイト

国内の都道府県警察のほとんどがヤマハとスズキのバイクを採用しています。これまでは750ccが主流でしたが、昨今では1300ccの大型車種も採用されているようです。

 

警視庁で現在主力となっているのはホンダ・CB1300Pで、2009年から採用が始まっています。

 

白バイ隊員の年収は?

白バイ隊員 なるには 階級

白バイ隊員の階級は、警察官になって最初の階級である巡査、その上の巡査部長が多いとされています。そのため年収も階級に準じた金額になっていて、

 

  • 巡査  …約350〜450万円
  • 巡査部長…約500〜600万円

 

ぐらいが相場とされています。

 

さらに上の階級である警部補クラスになると、『小隊長』という役職が付きます。白バイ隊員数人をまとめる役割で、隊員の教官役を務めることもあります。年収は約約600〜650万円ほどとされています。

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白バイ隊員は女性でもなれる?

白バイ隊員 なるには 女性

 

白バイ隊員は男性しかなれないわけではありません。テレビ番組などで特集されているとおり、女性でも白バイ隊員になることができます。

 

とはいえ体力的にハードな業務であることは事実。大型バイクを相棒に、基本的に一人でする仕事ですから、男女限らず

 

  • 運転技術
  • バイクを起こす腕力・筋力
  • バイクの基礎的な構造知識
  • コミュニケーション能力

 

などは必要になるでしょう。

 

また警察官になるための身体的条件をクリアしている必要があります。女性の場合は

 

  • 身長:おおむね154cm以上
  • 体重:おおむね45kg以上

 

という条件があります。条件に満たなくても、人物評価や能力次第で採用となる場合もあります。

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まずは警察官採用試験に合格しよう

白バイ隊員 なるには 警察官採用試験

 

白バイ隊員になるためには運転技術を磨くより、まずは最初に警察官採用試験に合格しなければなりません。すべてのスタートはそこから始まります。

 

各都道府県により違いはありますが、採用試験は大卒程度(A区分)と短大卒・高卒程度(B区分)に分かれます。どちらが白バイ隊員になりやすいということはなく、適性や実績、やる気を見て総合的に判断されます。

 

早ければ3〜5年で白バイ隊員になるチャンスは巡ってくると言われています。最短で白バイ乗りになるなら、まずは一発合格を勝ち取りましょう!

 

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